Δじゃ。
認知症が進み過ぎてこのブログのこと忘れておったわ。
諸君らはアイドルマスターをご存じかな。あれはたしか1960年代に
起こったムーヴメントで、業界ではブリティッシュ・インベイション
と呼ばれておる。それによりロックが世間に広まった。
そのブリティッシュ・インベイションを牽引したのがアイドルマスターじゃ。
じゃがアイドルマスターは現実のバンドでも、レーベルでも、作品でもない。
アイドルマスターはXboxというゲーム機でプレイされるゲームじゃ。
開発したのはセガバンダイナムコナミとかいうゲームメーカーじゃったと
記憶しておる(会社の吸収合併が進んで無駄に長い名前が多かったのじゃ)。
どんなゲームかというとじゃな、プレイヤーはアイドル・バンドを育てる。
たとえばリズムに合わせてキーをたたくとか、そういった簡単な操作の
積み重ねで育てられる。一応のゲーム性が確保されておるんじゃな。
ゲイツマネーと呼ばれるネット通貨を投入すると、育てるのが楽になる。
資本主義のいやらしい面があらわれておるな。
ともかくもうまく育てられたらライブじゃ。プレイヤーは、大勢の観客の
前で、自分の育てたアイドルが演奏する姿をみてにやにやする。
そういうちょっと陰気な楽しみ方をするゲームじゃった。
わしゃあんまり好きじゃなかったが、しかしこれがロックの普及に
貢献したのは紛れもない事実じゃしのう。一概に否定はできん。
いまではほとんど知るもんもおらんだろうが、そこで育てられる
架空のバンドThe Beatlesは当時ものすごい人気者じゃったんじゃ。
解散後も、ちょっとCDがリマスターされるだけで大騒ぎじゃ。
関係者ぼろもうけじゃ。
その頃はよく、The Beatlesは伊達杏子と双璧をなす架空のアイドルだと
いわれておったもんじゃ。
もし諸君らがアイドルマスターに興味がおありなら、以下のほめぱげでも
のぞいたらええ。きっとアイドルマスターの雰囲気が味わえるじゃろう。
英語じゃがゲーム画面をみればだいたい言いたいことが伝わるじゃろう。